仮面うつ
うつ病の症状に関しては、自分が気が付く前の兆候というかキッカケとなる症状と、その後の症状に分かれるといえます。
仮面うつという言葉を聞いたことがある人も多いことでしょう。
ですが具体的に仮面うつとはどんな感じなのか分かりますか?
実は私は最初仮面うつだったようです。
仮面うつとは、ウィキなどで調べると、うつ病の症状として主に肉体的な体調不良が現れるので、自分自身も医師もうつ病と気が付きにくく治療が遅れるとされています。
私は仕事が結構ハードな時期でした。
母子家庭で二人の子供を育てていたので、昼と夜と働いていました。
昼は派遣社員として働き、残業があれば勿論残業し、夜は9時からスナックで働いていました。
スナックは基本的に週3日でしたが、夜の9時から深夜2時が基本で、当然残業の時もあります。
殆どが3時過ぎで、もっと遅い時には朝の7時って事もありました。
勿論そういうのは週末など、翌日昼間の仕事がないときですが・・・
スナックでは随分な量のお酒も飲んでいました。
また昼間の派遣先は、新しいところに変わったばかりでした。
私は基本的に企画系を希望しており、それまでの派遣先も企画系の部署にいました。
しかし派遣元のテストで、私は比較的経理の成績が良かったといわれ、それまでにも何度か経理で仕事を紹介されていました。
確かに様々な派遣先で様々な仕事をしてきましたから多少なら出来るといえば出来るんですが、好きな仕事ではありません。
でも母子家庭ですからそんな事言ってられないんですね。
とはいえ、相当きつい仕事でした。
経理といっても本当の経理ではなく、仕入れ・売り上げ・請求の担当だったので実際には営業事務だったのですが、毎日大量に来る注文書の部品の品番と金額を、厚さ3~5センチくらいのカタログ数十冊の中から探し出して入力するという単純な作業でした。
しかし私は慣れていませんから商品名だけではメーカーさえ分かりませんし、どんな部品かも分かりません。
ですからとても時間が掛かっていました。
それに私には自分用のPCが割り当てられていませんでしたから、営業の人たちが出かけた後、あいているのを使わせてもらうしかないという感じでした。
なので昼食が、遅い時には夕方5時頃という事もあり、かなりストレスも溜まっていたと思います。
ですから胃が痛くなっても「やっぱり」というのが正直な感想でした。
お酒の量は多いし、睡眠時間は殆ど無いし、ストレスもあるし、昼食時間は毎日遅いし、しかも10分程度であわてて食べてすぐに仕事に戻るという感じでしたから、胃が悪くなっても仕方ないと思っていたんです。
ある日本当に痛くて我慢できなくなったので仕事を休んで病院に行ったのですが、何とも無いと言われ、心療内科に掛かることを勧められました。
そしてそこで「うつ病ですね」と診断されたのです。
このように、頭・目・耳・肩・胃などに身体的病状として現れることを仮面うつと呼ぶようです。
