【症状】ご飯食べるのも面倒
ご飯を作るのが面倒とか、片づけが面倒というレベルではありません。
それを誰かが代わりにやってくれたとしても食事が面倒だから嫌なのです。
ましてや自分で用意するとなると、それは歩いて日本一周するくらい「とてつもなく大変な事」って感じがするのです。
日頃ご飯を食べる事に対して自然に行っている人が多いと思いますが、ご飯を食べるという事はお箸で食べ物をつまみ、口元まで運んで噛み砕き、そして飲み込まなければなりません。
この一連の動作がとてつもなく負担の大きい動作と感じてしまい、食べることそのものが面倒になるのです。
これは私が何度も本気で思ったことですが、1日1錠飲めば食事をしなくても済む薬が出来ればいいのに、何故そういうのが無いんだろう?
普通の方たち、もしそんな物がこの世に存在したとしても使いたいと思う人はまず居ないでしょう。
でも本気でそう思うんですよ。
それくらい食事が面倒と感じるんです。
これはおそらく、過酷なダイエットなどで陥る一般的な拒食症とは違う症状なのだと思いますが、精神科では同じ「拒食症」として分類されるのでしょうか?
今の私の一番の、そして心からの願いが何かというと「美味しいもの食べたい」って思えるようになりたいです。
美味しいもの大好きでした。
食べたいとは思います。
でも現実的に「では食べますか?」と言われると「面倒だから嫌」ってのが本心です。
「美味しいもの食べたい」って心から思えるようになりたいです。
お腹がすいてたまらない時、食べるものが何も無い辛さというのは誰でも何となく分かるでしょう。
しかしお腹がすいて食べ物が目の前にあるのに、本当の自分は食べたいと思っていても、同じ自分が「食べるの面倒だから食べたくない」と拒否するのは、誰よりも自分自身が一番辛いことです。
例えば子供の頃、親戚の人や近所の人から「お菓子どうぞ」と差し出され、喜んで手を伸ばそうとすると親から「止めなさい」と止められるって経験をしたことがある人は案外居るのではないでしょうか?
子供心には欲しくて食べたくて溜まらないものですが、親から止められ止む無く手を引っ込める。
「いいのよ、○○ちゃんに買って来たんだから、ほら、子供は遠慮なんかしないで」
「そんなにお気遣いなく、本当に困りますから」
「言われるほどのものじゃないから、本当に子供に買って来たんだから気にしないで」
「そうですか?本当にいつもすみませんね。ほら、ちゃんとお礼言って頂きなさい」
こんな大人の (子供からは無意味としか思えない) やり取りの間、目の前にお菓子をぶら下げられたまま待ち続ける子供。
この時止めているのは自分の親で、必ず最終的には同じやり取りで貰える事は決まっているのだけど、子供としてはハラハラしながら黙って待っているしかないお預け状態。
しかしうつ病は違います。
止めているのも自分自身の心です。
自分の心を自分でコントロールできるなら、喜んで食べることが出来るはずなのに、ソレができないのです。
心の奥底で「食べたい」と叫んでいても、誰でも無い自分が「面倒だ・嫌だ」と拒否する。
そしてソレは自分自身の心であるにも拘らず、自分自身ではコントロールできず、どうにも出来ないのです。
