うつ病の自傷行為
うつ病患者には自殺だけではなく自傷行為を行う人も居ます。
死ぬ目的ではないのに自分を傷つける自傷行為は、自殺願望とは全く違う症状です。
剃刀で手首を切るなど、普通の人から見ると同じに見えるかもしれませんが、目的が違うのです。
自殺・・・・・つまり自分が死ぬ事を目的としたものなのか、自分を傷つける事が目的なのかでは、全然本人にとっては違う意味を持った行動なのです。
自殺は自分をこの世から抹殺する行為です。
自傷は今の自分を苦しみから救う行為です。
ですから全然真逆の事なのです。
この自傷行為もうつ病の合併症として多く見られる境界性人格障害・統合失調症・知的障害などの病の一つの症状のようです。
ですが私はそういう症状を持っていないので、あまり詳しい事までは分かりません。
でも自殺と自傷行為が違うものだと言う事は分かります。
何故自傷行為に走るのかという感情も私には良く分かりませんが、それによって安心を得られる・心の落ち着きを得られると聞きます。
でも私にはそれが理解できません。
ですから、うつ病ではない人にはもっと理解しがたいだろうと言う事は、容易に理解できます。
「痛くないの?」「(後遺症などが残ったら)怖くないの?」と素朴な疑問を感じます。
うつ病の私でも、そんな風にちょっと違う症状の人の気持ちは理解できないのです。
ですから健康な人がうつ病の人の心を理解するのは到底無理だろうとつくづく思います。
自傷行為は自殺と勘違いされることも多いのですが、あくまでも自分の身体を痛めつける事だけが目的との事ですから、死ぬつもりは無くても、精神的に不安定になるたびに何度も何度も繰り返す事が知られています。
