うつ病の自殺願望
自殺願望にしても自傷行為にしても、うつ病患者は自分を責める感情が強く有ります。
元々自分に厳しい人がうつ病になりやすいと言われています。
確かに私もそういう面がありました。
自分に厳しいのではなく、なんと言えばいいのでしょう。
一種の見栄というかプライドみたいなものかもしれません。
他の人は出来なくても仕方ない、我慢できなくても仕方ない、でも私はやらなければならない、出来て当たり前と思い込む面は非常に強かったです。
それによって自分で自分の価値を見出そうとしていたのかもしれません。
逆に言えば、そうでなければ自分に価値を見出せなかったのかもしれません。
その上家族の理解が無かったら、「自分は存在しているだけで迷惑をかけている」という気持ちは益々強くなります。
自分が辛いと言うだけで死にたいと思う人も多いのに、生きていると他人の迷惑でしかないと言う現実を思い知るのはどんな絶望感なのか理解しろと言うほうが無理かもしれません。
それでも私に全く自殺願望が芽生えなかったのは、母子家庭で子供を育てていたからでしょう。
少なくとも私が生かさなければ、子供たちは生きていけないと思えていたから。
子供たちのために私は生きなければならないと思っていたからです。
それでも・・・
死にたいと思った事は一度も無いけれど・・・
『消えてしまいたい』と思う事は何度もありました。
『この世から消えてしまいたい』
『最初から全く存在しなかったかのように、生きていた痕跡を全くなくして消えてしまいたい』
こういう気持ちは、もしかしたら『自殺願望』と言うのでしょうか?
でも私は一度も「死にたい」と思った事はないし、絶対死んではならないと思ってきました。
ただ、いずれにしてもうつ病の抱く自殺願望も通り一遍ではないのです。
・生きているのが辛いから死にたい。
・生きていると迷惑だから死にたい。
・またはその両方
これがうつ病患者の自殺願望の正体だと思います。
